8フィートの週末【サーフィン小説】感想

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サーフィン小説

「8フィートの週末」

著 片岡義男

発行 1983年

定価 480円

1~2年に一度は読み返す非常に良い小説です。

サーフィンを舞台にした若い男女の物語

200ページほどの小説で、一気に読み終えることができます。

サーフィン好きなら手元に置いておきたい1冊です。

博昭は信じられないほどの美しい夏が存在する南の島にいる。

波乗りに恋してしまった彼に合う為に夏子はその島にやってきた。

風は陸から海に向かって吹いている。

波は8フィートある。

三年ぶりの再開だが2人の仲は昔のままだ。

二人の三日間の週末をイメージ豊かに描く。

左半分は、チューブ状の空間を内側に巻き込みつつ、高く立ち上がった波の壁でできたトンネルとなり、左へ向けて走っていく。

壁の頂上が手前に倒れ、波の裾へ落下していく。

落下したところで真っ白に大きく砕ける。

その真ん中からサーファーがひとりテイク・オフした。

ほんの一瞬しか自分の身を置くことのできない空間へ躍り出てきた。

波の壁をサーフボードで真っすぐに切り裂き、波の裾めがけて滑降していった。彼は笑顔を浮かべている。

博昭のサーフィンシーンを言葉巧みに想像させる文章です。

まるで自分も波乗りをしているような錯覚に陥る感覚を覚えます。

自分が波乗りをしている際に、テイク・オフが遅かった、ボトムターンがうまく決まらないなどの悩みを感じますが、博昭のサーフィンをイメージすると悩みが吹き飛ぶほどの爽快感です。

そう、波乗りを楽しめばいいのだ。

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